
ねえノリ、楽天モバイルって『通話料無料(Rakuten Link)』だし、楽天銀行の口座引き落としで管理も楽だから重宝してるんだけど……たまに建物の中や地下で電波が弱くなるのだけが惜しいんだよね

そうだね。楽天はメイン回線として非常に優秀だからこそ、エリアの弱点を補うために『サブ回線』を入れてデュアルSIM運用にするのが使いやすい選択肢なんだ

サブ回線かぁ。でも調べると『IIJmio』と『povo2.0』の2つがよくおすすめされてて、結局どっちを組み合わせればいいのかわからないよ!

実は僕たち、いま『楽天モバイル』『IIJmio』『povo2.0』の3社をeSIMで契約して、端末(iPhone SE)で必要に応じて切り替えながら実際に使ってるんだ。結論から言うと、使い方に合わせた選び方はシンプルだよ。
💡 あなたが選ぶべき組み合わせの結論
- 楽天モバイルの20GB超過を避けつつギガを増やしたいなら: 楽天モバイル × IIJmio(タイプD/ドコモ回線 データeSIM)(楽天のデータ使用量を意識して20GBまでに抑え、IIJmioで補う運用)
- 普段は追加費用なしで維持し、万が一の保険にしたいなら: 楽天モバイル × povo2.0(基本料0円で回線を保持し、必要な時だけトッピング)
※本記事は筆者が実際に3社(すべてeSIM)を契約し、iPhone SEで切り替えて運用・検証した体験談に基づいています。
今回は、実際の管理画面や運用で感じたリアルな体験談を交えて、「楽天×IIJmio」と「楽天×povo」の2大デュアルSIM構成を比較します!
1. なぜ「楽天モバイル」単体ではなくサブ回線が必要なのか?
楽天モバイルは「月額3,278円でデータ無制限」「Rakuten Linkアプリで国内通話料0円」という非常に魅力的な仕様です。
しかし、自社回線の周波数(プラチナバンドの整備状況)の兼ね合いもあり、「ビルの中」「地下街」「大型商業施設の奥」などでピンポイントに電波が届きにくくなるケースがあります。
そこで活躍するのが、1台のスマホに2つの通信回線を入れる「デュアルSIM」です。
- メイン(主回線): 楽天モバイル(通話料無料+普段のデータ通信)
- サブ(副回線): IIJmio または povo2.0(楽天の電波が弱い場所での補完)
💡 疑問:サブ回線に切り替えたら、楽天の無料電話は使えなくなる?
結論から言うと、データ通信をサブ回線に設定していても、Rakuten Linkアプリを利用した発着信は基本的に可能です。
iPhoneの設定で「モバイルデータ通信」の参照先をIIJmioやpovoに切り替えていても、Rakuten Linkアプリを通じた通話は原則として機能します。データ通信はサブ回線で行い、通話はRakuten Linkを使うという役割分担が可能です。
2. 【パターン①】楽天モバイル × IIJmio(データeSIM):価格と機能のバランスが良い組み合わせ
毎月のデータ利用量で楽天モバイルの20GB超過を避けつつ賢く増量したい方に、有力な選択肢となるのが楽天モバイル × IIJmio(データeSIM)です。
① 楽天の「20GBの壁(3,278円)」をIIJmioで回避する工夫
楽天モバイルは段階制プランのため、20GBを超えると自動的に最上位の「3,278円(税込)」になります。
毎月の通信量が20GB前後に収まる場合、楽天モバイル側のデータ利用量を意識的に20GBまでに抑え、手動でデータ通信をIIJmioのデータ専用eSIM(ドコモ回線 5GBで税込650円)へ切り替えて補う運用方法があります。
💰 料金とギガ数の計算比較例(※月20GB前後の利用で楽天を20GBまでに抑えた場合)
- 楽天モバイル単体(20GB超過時): 20GB超〜無制限 = 3,278円
- 楽天(〜20GBまでに抑える)+ IIJmio(データeSIM 5GB): 最大25GB = 2,178円 + 650円 = 2,828円
このように自分の通信量をコントロールできれば、楽天単体で20GBを超えるよりも月額費用を抑えつつ、十分な通信量を確保できるようになります。楽天モバイルとは異なるネットワーク(ドコモ回線)を活用できるため、エリア補完の選択肢としても機能します。
② IIJmioの「繰り越し」「ON/OFF切り替え」「バースト転送」
IIJmio(データeSIM)には、日常使いで便利な機能が揃っています。
- 余ったギガの翌月繰り越し: 当月使わなかったデータ量は翌月末まで自動繰り越しされます。
- 高速通信のON/OFF切り替え: アプリで「OFF(低速モード)」に切り替えれば、ギガを消費せずに通信できます。
- 低速時も役立つ「バースト転送」: バースト転送機能により、低速通信時でも通信開始時の一定量だけ高速通信が行われるため、環境やコンテンツによりますがテキスト読み込みや決済時などに役立つ場面があります。
また、マイページへのログインも一度設定すれば快適で、残容量の確認も簡単です。
👉 ※【実録】職場の電波障害を解決!楽天モバイル×IIJmio(eSIM)でPayPay難民を脱出した話はこちら
3. 【パターン②】楽天モバイル × povo2.0:基本料0円の魅力と「我が家での運用の注意点」
「毎月決まったデータ容量はいらないけれど、たまの出張や通信障害の時だけ備えたい」という人に魅力的なのが、楽天モバイル × povo2.0です。
① 基本料0円で維持できる非常用回線
povo2.0の魅力は、基本料0円で回線を保持できる点です。(※一定期間、有料トッピングの購入等がない場合は利用停止や契約解除となる可能性があります)
普段は追加費用をかけずに回線だけを保持しておき、楽天モバイルの電波が届きにくい場所や、旅行先で大量通信が必要な時だけ「24時間使い放題(330円)」などのトッピングを購入してスポット利用できます。
② 【我が家の体験談】パートナー運用で苦労した「メアド・クレカ管理」
非常に便利なpovo2.0ですが、我が家の環境で実際に運用してみた際に個人的に扱いづらさを感じたポイントがありました。

僕名義のクレジットカードとメールアドレスで契約したpovoを、レンカちゃんのスマホ(副回線)に入れたんだけど……我が家ではここが少し手間だったんだよね

出先でギガを追加したい時に『トッピング買いたいから認証コード教えて!』って連絡して、ノリの端末側で承認作業を挟む必要があったんだよね
povo2.0の管理アプリは、登録したメールアドレスと決済カードに強く紐づいています。
自分1人の端末で管理完結するなら非常に快適ですが、我が家のように家族やパートナーの端末に副回線として入れ、管理を1元化しようとすると、購入のたびに管理者側の承認作業が発生して手間になるケースがありました。また、povoはデータの翌月繰り越しができない点も頭に入れておく必要があります。
4. 【比較まとめ】「楽天×IIJmio」vs「楽天×povo」あなたに向いているのは?
2つの組み合わせの特徴を一覧表にまとめました。(※料金・仕様は執筆時点の公式情報に基づくものです)
| 項目 | 楽天 × IIJmio(データeSIM) | 楽天 × povo2.0 |
|---|---|---|
| 月額基本料 | 440円〜(2GB 440円 / 5GB 650円) | 0円(必要な分だけトッピング) |
| ギガの繰り越し | 可能(翌月末まで) | 不可 |
| 高速/低速切り替え | 可能(バースト転送機能あり) | 不可(0円・0GB時は最大128kbps) |
| 初期費用 | 初期費用+プロファイル発行手数料(※CPで割引あり) | 0円 |
| 運用の特徴 | 設定後は定額で安定運用 | 自分用なら柔軟 / 共有時は管理方法に注意 |
🎯 結論:選び方の判断基準
- IIJmioがおすすめな人: 毎月のデータ利用量が20GB手前で、楽天側の20GB超過による料金跳ね上がりを意識してコントロールしたい人。ギガを繰り越して無駄なく使いたい人。設定後は毎月定額で手堅く運用したい人。
- povo2.0がおすすめな人: 毎月の固定費は増やしたくない人。自分1人の端末で管理し、緊急時やイベント時だけスポットで通信量を購入したい人。
5. iPhone SEで検証!eSIM設定が「スムーズ」だった話
「デュアルSIMやeSIMの設定って、専門知識が必要で難しいのでは?」と不安に思う方もいるかもしれません。
かつての格安SIMのような手動での煩雑なファイル操作と比べ、今回iPhone SEにて全回線eSIMで設定したところ、非常にスムーズに完了しました。
具体的な設定の流れ
- IIJmio: 申し込み後にマイページに表示される「QRコード」を、iPhoneの「設定>モバイル通信>eSIMを追加」からカメラで読み込むだけ。
- povo2.0: povoアプリの画面指示に従ってボタン操作を行い、eSIMを端末に書き込むだけ。
数分程度で副回線として認識され、画面上のコントロールセンターから「主回線(楽天)」と「副回線(IIJmio/povo)」を切り替える操作も簡単です。
💡 IIJmioを申し込む際のポイント(モッピー活用)
なお、IIJmioを申し込む際はポイントサイト(モッピー等)を経由するのも選択肢のひとつです。
時期によってポイント還元条件や案件の有無は変動しますが、実際に申し込みを行う直前にモッピー等で還元条件が出ているかチェックしてみると、初期費用等の負担を軽減できる場合があります。
6. まとめ:自分に合った組み合わせで通信環境を最適化しよう
楽天モバイルの弱点であるピンポイントな電波の弱さは、サブ回線を1枚追加することで効果的に補完できます。
- メインの楽天モバイルは通話料0円&データ通信の軸として活用する
- 毎月安定してギガ数を増やしコストを抑えたいならIIJmio(データeSIM)を選ぶ
- 固定費0円で万が一の備えとして置いておきたいならpovo2.0を選ぶ
※補足:メイン回線となる楽天モバイルをこれから新規契約・乗り換えされる場合は、事前に対象の紹介キャンペーン等のポイント還元企画がないか確認しておくのがおすすめです。
1台のスマホに自分に合った2つの回線をセットして、快適でコストパフォーマンスの高い通信環境を作っていきましょう!

コメント